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中学・高校受験シーズン到来!親にできる直前のサポートは何?

いよいよ中学・高校受験のシーズンがやってきましたね。実際に受験をされるお子さんはもちろんのこと、お子さんを支える家族の皆さんも緊張されていらっしゃることと思います。

一方で、「受験が目前に迫っているのに子どものやる気がない」と焦っている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。特にスマホばかりいじっていて勉強をしないとき、ゲームをダラダラやっているときなどは、無理に取り上げたくなることもありますよね。

そこで今回は、中学・高校受験が近づいているにも関わらず、お子さんのやる気がないときの対応についてご紹介していきます。

中学・高校受験が迫っているのに子どものやる気がない

せっかく受験をするのだから、「必ず成功してほしい」「志望するところに合格してほしい」と思う親心は、誰しも同じです。

しかし、お子さんのやる気がイマイチ・・となると、つい良かれと思って「受験まであと〇日だよ!ちゃんと勉強したら?」「いつまでスマホやゲームやってるの!やめなさいって言ってるでしょ」なんて声掛けをしていませんか。

実はそれ、逆効果かもしれません!

中学・高校受験に向けてやる気が出ない原因は何?

そもそも受験に向けてやる気がない場合の原因には、

  • 成績が上手く上がらない
  • 本人の願望とは違う進路を選択させられそうになっている
    (公立を望んでいたが私立受験をすることになった、志望校を反対されて進路変更した、など)
  • 受験を目前にして気持ちが折れてしまった
  • メンタルや体の状態に不調がある
  • 恋愛や友達関係などの悩みがある

など、さまざまなものが挙げられます。

なかでも最近は、スマホやゲームに夢中になって勉強に気持ちが向かない、という理由が多いようです。そんな時、お子さんから無理やりスマホやゲームを取り上げても、成績がアップするとは限りません。むしろお子さんとの関係が悪くなってしまう場合もあります。また無理に没収して受験が上手くいったケースは少ないといった調査結果もあるようです。

スマホやゲーム依存の子どもをどうやって勉強に向かわせる?

もちろん、お子さんから自主的に「預かっておいて」と言われた場合は、それに従って構いません。しかし、親御さんが一方的に取り上げた場合にはお子さんは余計にやる気をなくす可能性が高いです。

やる気が出ないお子さんを親御さんが上手にサポートしていくためには、勉強時間ではないとき(学校から帰宅しておやつを食べているとき、お風呂上がりのリラックスしているときなど)に、現状を冷静に伝えることが大切です。

たとえば、あらかじめ塾の先生などに相談して、これからの数日間で最低限した方がいい勉強を聞いておきます。その勉強計画を話したうえで、お子さんは実際にどう思っているのか、どうしたいのかを聞いていきます。

お子さんと話しをするときには、「なぜ受験しようと思ったのか」「なぜその学校なのか?」を思い出させるような声掛けがベターです。そして、「お母さん・お父さんが何かサポートできることはある?」と声掛けしてみてください。

あくまでも、やるかやらないかは子ども次第です。なかには、受験当日のことが想像できてなかったり、期日が迫っていることが実感できていなかったりする場合もあります。それに気づくと、お子さんが自ら勉強に向かう可能性も高くなります。

受験でやる気がない時は、スマホやゲームを取り上げる前に適切な声掛けを

今回の記事では、中学・高校受験が近づいているにも関わらず、お子さんのやる気がないときの対応についてご紹介していきました。

受験が迫ってくると親もピリピリしてしまい、ついキツイ声掛けをしてしまいがちです。しかし、最終的には親はサポートして、見守ることしかできません。だからこそ、スマホやゲームを取り上げる前に一言「何かできることがあるか」を、ぜひお子さんへ聞いてみてください。

お子さんのやる気を引き出す声掛け方法や、スマホやゲームとの適切な向き合い方について続きを知りたい方は、ぜひお問い合わせくださいね!

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福岡 千寿

現在大学4年生と高校2年生の娘二人の母。
20年の子育て経験と8年の保育士経験を生かし、思春期のお子さんを子育て中のお父さん・お母さんにオンラインで「子育てコミュニケーション講座」を開催。