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中国KEMBOマーケット事務局

中国におけるリバイバル映画のヒットと映画視聴頻度の日中差

中国ではここ数年、上映済み映画、もしくは放送はされているものの映画館での上映はしていない作品等の再上映がヒットし、リバイバル映画ブームとなっている。

筆者も大好きで何度見ても飽きないジブリ作品を始め、なつかしの「タイタニック」、中国で大人気の「コナン」等の作品が新たに再上映されている。ちなみに「タイタニック」に関しては2012年にも3Dバージョンが映画館で再上映された後、今年の3月からも再々上映と若干こすり過ぎている感はあるものの、この様なリバイバル映画は安定的なヒットを見せているそうだ。

また今年の6月からはジブリの代表作である「天空の城 ラピュタ」が上映されるのである!!筆者は子供の頃から散々テレビでもDVDでも見てきた映画ではあるものの、今だに飽きていない。日本で公開されたのは1986年ということで映画館で見たことはないので絶対に行こうと思っている。

特にジブリ作品は中国でも人気が高く、これまでにも「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」、「崖の上のポニョ」が公開されており、興行収入としてもかなりの成功を収めている。

6月から公開の「天空の城 ラピュタ」を大画面で見たい、という人は間違いなく多いのでこちらも大注目作品である。

中国の映画チケットは日本円で大体1000~1200円くらいなので日本より若干安め、というところであろうか。
また完全に個人的な意見だが、中国では若年層を中心に、映画好きな人が多い気がする。商業施設の映画館に行くと本当に多くの人がいるのをよく見る。

全体の傾向がわかるデータはあまり正確なものが見つからなかったが、2021~2022年の大学生の映画視聴に関する報告書があったのでご紹介したいと思う。

参照:艾媒数据中心

83%の大学生が月に1回以上、映画を見ており、48%以上は月に3回以上見ていると回答している。もちろん全ての視聴が映画館での視聴ということではないのだが、同アンケートの別質問では80%の人が映画を見る時には映画館で見ている、と回答しているので映画館利用の頻度もやはり高いことがわかると思う。

ちなみに日本のあるアンケートで大学生に映画館に行く頻度を聞いたところ49.6%の人が「まったく行かない」と回答して、次に月に1回程度行くと回答したのが31.2%、2回以上と回答しているのが9.7%(※2017年マイナビ学生の窓口調べ)となっているのでデータ的に正確な比較できないものの、若者だけにフォーカスしても大きな差がありそうだ。

最後に、中国の映画館でも映画のお供であるポップコーンはもちろん販売している。しかし、日本の映画館で当たり前の様に販売されているビールは一切販売されていないのでご注意を!

「映画を見る時はビールでしょ!」と思っている方、中国で映画館に行く時にはビール持参で行きましょうw

ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
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