上海市には自然景観を楽しめる「緑道」がいくつか存在し、散歩やランニングやサイクリング用に舗装された緑を楽しめる道路となっている。
今回は「黄浦江濱江緑道」、「長寧生態緑道」、「浦東濱江緑道」の3つをご紹介していく。
黄浦江濱江緑道
- 北は外白渡橋から南は日暉港橋まで
- 全長8.3km、所要時間約50分
主に透水性のアスファルトで舗装されており、青は遊歩道、赤はランニングコース、灰色はサイクリングコースと、色分けされている。
緑道の周辺は外灘の歴史建築エリア、南外灘エリア、万博エリア、南公園濱江エリアなどが存在している。黄浦江沿いで、行き交う船や緑豊かな木々を眺めながらサイクリングできるコースだ。
長寧外環生態緑道
- 北は蘇州河から南は沪青平公路付近まで
- 全長6.25km、所要時間約35分
遊歩道、マラソンコース、サイクリングコースなどが整備されている。とにかく緑が豊かで、四季折々の姿を見せる。一部イチョウの木が植えてある区間があり、秋や冬になるとイチョウの葉が黄色く色づき、まさに「黄金大道」だ。
浦東濱江緑道
- 北は楊浦大橋から南は閔行区境まで
- 全長24km、所要時間約2時間
楊浦大橋からスタートし、陸家嘴、南浦大橋、世博公園、盧浦大橋、後灘公園、前灘公園、徐浦大橋を経て、閔行区境で終わるコース。24kmにわたる黄浦江沿いのコースは、遊歩道、マラソンコース、サイクリングコースに分かれている。
産業遺産や行き交う船を眺めながら、モダン都市上海の繁栄や河岸の自然にやすらぎを感じるコースだ。
出典元：绿博士｜来一场绿道Cityride，换一种方式探索城市美景~
