こんにちは、しゃんはいさくらです。
友人ファミリーと共に「極楽湯嘉定温泉酒店」に行ってきました。
皆さんも週末を利用して遊びに行かれてはいかがですか?
極楽湯は上海に6店舗
上海に6店舗を展開する極楽湯、ホームページの紹介によると上海にて会社登記されたのが2011年とのことなので、早いもので中国進出してもう10年以上経ってるんですね。
オープンは浦東・金橋の碧雲店が最初だったかと思いますが、その後浦西在住者待望の金沙江店ができ、川沙店、嘉定店、宝山店、百万石温泉街と店舗網を広げています。
オープン当初は日帰りのスーパー銭湯スタイルで経営されてましたが、最近ではホテル併設タイプが増えています。
極楽湯嘉定店
このうち、上海の地図で言うとだいぶ上の方(北の方)、人民広場を起点にした場合、市内から一番遠いところにあるのが嘉定店です。
地下鉄11号線の終点嘉定北からタクシーで20元程度のところにあります。
11号線は南翔以降は地上に出て外が見える(と言っても美しい景色が拝めるワケではありませんが)こともあり、それなりの旅行気分が味わえるかも!?な路線です。
地理的に考えると、日帰りで楽しむなら市内寄りの碧雲店や金沙江店が行きやすいですし、川沙店や嘉定店に行くなら泊りがけが良さそうに思いました。
嘉定区プチトリップ 当日のプラン
今回、友人ファミリーと相談して金曜~土曜に1泊し、翌日「州橋老街」をぶら~っとを観光することにしました。
【我が家の動き】
18時 退勤後、自宅で夕食を済ませて現地へ。
20時 チェックイン後、お風呂
21時 小腹が空いたので2階のレストランへ、友人ファミリーと合流
22時 食後、友人ファミリーと2階畳のフロアでゲーム
1時 部屋に戻って就寝
翌朝 自然に目が覚めるまで就寝
10時すぎ 朝風呂へ
11時半 チェックアウト
12時半 州橋老街にて昼食
昼食後、老街を少し歩いて帰路へ
チェックイン~準備編
4階建ての建物で1階は入口、フロント、お風呂、2階はレストラン、ゲームコーナー、畳のフロア、岩盤浴、3階は漫画が置いてあるソファーのフロア、4階は宿泊客向けフロアとなっています。
極楽湯の営業時間は午前10時から翌1時まで、宿泊の場合、部屋に入れるのは14時以降、翌日12時までにチェックアウトします。
日帰りのお客さんと同じく、1階の入口で靴を預けてフロントで所定の手続きをし(要デポジット400元)、歯ブラシを頂き、浴衣を選んだ後、荷物を置きに4階に向かって浴衣に着替えました。
お風呂編
嘉定店のお風呂は金沙江店と比べると小さめです。
日替わりの湯が1つ、ジャグジーコーナーと電気風呂コーナーが1つの浴槽になってて、奥にサウナコーナー、外に壺風呂が3つと露天風呂が1つありました。
金沙江店は室内に乳白色の美肌の湯があって、外の露天は普通のお湯だったと思いますが(しばらく行ってないので今は違うかも)、嘉定店は室外の露天風呂が美肌の湯になっています。
嘉定店はお湯の温度が全体的にぬるめで室内の日替わりの湯は37℃ちょい、外のお風呂は40℃で、熱いお湯に入りたい人にはちょっと物足りないかも知れません。
私は温泉気分を味わいたかったので、外の美肌の湯をメインに入りました。
そう言えば、私が行った日に1人厳しい店員さんがいて、携帯を持ち込んでる人やタオルを持っている人に声を掛けて片っ端から没収してました。
私もタオルを没収されたうちの1人で、元々サウナでおしりに敷いて使いたかったんですが、それができずに立ったままでサウナに入ることに。涙
サウナは腰掛け部分に足を掛けて塩を塗る人が多いので、とても素で座る気にはならないし、そもそも熱すぎて素では座れる状態じゃないんですけど、あれはちょっと厳しすぎる!
あと、これは昔からだったか覚えてませんが、シャワーキャップの提供がありませんでした。
まぁ、髪の長い人は束ねればいいんですけど、それでもシャワーキャップがあると濡れた頭が冷えないとか、縛れないくらいの長さで濡らしたくない人には便利なのであると嬉しいなと思いました。
夜食編
夕食時間が早めだったこともあり、男子組がお腹が空いたと言い出したので、レストランへ食事に行くことに。
後のことを思うと、この時に食事をしておいて正解でした(理由は後で書きます)。
レストランは夜10時で閉まっちゃうので、夜食やアルコールの準備をしてない場合は、レストランの営業時間を考えてお風呂を楽しむのが○です。
極楽湯のレストランはコスパが悪いというのは金沙江店で既に経験済みでそのとおりだったのですが、はて、メニューの日本語ってこんなに残念だったっけ?という新たな発見があり、メニューにあるおかしな日本語をチェックしては、ここは本当に日本の極楽湯が経営しているお店なのか、それとも中国人オーナーの加盟店なのかとつまらない討議を始める私たちw。
だって、こんな日本語なんですよ↓
久々に見たツッコミどころ満載のメニューでした。
ゲーム&岩盤浴
男子が大好きなバスケットゴールのゲームがあったので、食後は吸い込まれるようにゲームコーナーへ、女子はミニカラオケボックスを初体験しました。
操作に慣れないこともあってあまり思うように歌えませんでしたが、体験としては面白かったです。
ゲームを楽しんだ後は、子どもたちはそのまま畳のある場所で持参したUNOを、私はお風呂で温まったカラダが冷めてしまっていたので、岩盤浴でカラダを温め直すことにしました。
金沙江店の岩盤浴は確か4部屋くらいあったと記憶していますが、嘉定店は1つのみ。
私が入った時はたまたま空きがありましたが、時間帯によっては岩盤浴待ちになるかも知れません。
岩盤浴の熱量と利用率を考えると、お店的にはこの方がコストバランスが取れるのかも知れませんが、せめて2つ、温度の違う岩盤浴ができたら良かったなぁというのが率直な感想です。
この日は岩盤浴ルームでポーカーをするというツワモノグループがいてうるさかったこともあり、汗をかく間もなく部屋を後にしました。
その後は私もUNOゲームに合流し、夜中の1時頃まで遊んでました。
春節休暇はとっくに過ぎたけど、また再び春節休暇に戻ったような気分でした。
準備不足だった翌朝の食事
宿泊プランが朝食なしであることは最初からわかってたんですが、外で食べればいいやとかワイマイを頼めばいいやと軽く考えていたのは失敗でした。
まず、極楽湯のシステム上、朝食を外で済ませて、再度部屋に戻ることができません。
また、ワイマイを注文するにしても、10時を過ぎないとバイク便の人との受け渡しができないので、その間、食事を我慢することになります。
レストランも10時から営業ですし、そもそも朝ごはんに適したメニューがないので、翌朝の食事が必要な人は準備が必須です。
私たちは朝風呂に入りたかったのと、持参してたお菓子でなんとかなったので、無理に朝食を取るのはやめました。
前日に夜食を食べておいて良かったです。
州橋老街へ
せっかく嘉定まで来たのでついでにと思い、極楽湯からタクシーでワンメーター程度のところにある州橋老街に向かいました。
嘉定区で古鎮と言えば南翔の方が規模が大きく賑やかですが、こちらは人が少ない分、静かで落ち着いた感じがしました。
この州橋老街の中央付近に民国時代の建物が残っていて、そこがタイ料理屋さんになってて、大衆点評では評価が高くて人気です。
私たちはそこの隣の四川料理屋さんで食事をしました。
中が繋がってたので、同じオーナーさんの経営なのかな?とみんなで話してたのですが、注文は別々で双方の料理が楽しめるワケではありません。
中華の方は★4つで、それほど評価が高くないのですが、我が家のメンバーはみんなおいしいと言ってたし、私も満足でした。
内装も趣のある作りになっているので、ちょっとした小旅行で行くのにピッタリなお店です。
食後は腹ごなしに少しだけ老街を歩きました。
途中、中が蒸気で見えにくくなってて写真には残さなかったのですが、明、清時代の道路はこうだったんだよ~っていうのを再現したコーナーがあって、子どもたちも興味深々でいろんな角度から眺めてました。
老街にあるお店はどこの古鎮でもある感じの小物屋さん、小吃店、茶館が多かった印象です。
レストランでの食事ではなく、ちょこちょこ買い歩きして食べながら散策しても良さそうです。
私はこういう場所を目的もなくブラブラするのが好きなのですが、子どもたちにとってはおそらく面白みのない場所だったと思われ、早く家に帰ってみんなでゲームがしたいと言い出したので、老街を3分の1も見ずにその場を後にし、我が家に移動して引き続き友人との時間を楽しんだのでした。
以上、嘉定温泉プチ旅行のお話でした。
これくらいの距離だと当日でも「そうだ、嘉定行こう!」ができるので、週末の持て余した時間などを利用して是非行ってみて下さい。
最後にお店情報を載せておきますね。
では!
煌庭川小館
場所:嘉定区南下塘街15号(州橋老街内)
交通:地下鉄11号線嘉定北からタクシーでワンメーター程度
→クチコミページ(大衆点評にジャンプします)