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徐匯区 上海週末おでかけスポット

休日散歩に!歴史あふれるオシャレな武康路をゆく

2023年5月6日

上海では街歩きツアーがいくつか存在しています。

その道に精通したガイドさんが、普段なかなか入ることのできない建物に連れて行ってくれると好評で、歴史好きな人にはとっても嬉しい素敵なツアーのようです。

それなら私も!ということで勝手に武康路散策ツアーを企画してみました。

フランス租界の趣たっぷりなこの通りを歩いて、一味違った上海を楽しんでみませんか?

散策は南からでも北からでも♪

武康路の散策は北から南下する場合、南から北上する場合、どちらも楽しめます。もちろん往復してもOKです♪

ご参考までに、地図を貼り付けておきますね。

片道コースの場合、建物の中に入りながらじっくりゆっくりですと1時間半くらいかかります。さっと歩くだけなら15分程度です。

距離的には1km強くらいの短いルートですが、見所がいくつかあるので、是非ゆっくりとご散策ください。

武康路への行き方

地下鉄:

(南下ツアーの場合) 1、7号線 常熟路駅下車
8番出口を出て常熟路を北に向かって歩き安福路を左折。1kmほど歩くと武康路との交差点があります。地下鉄から徒歩約15分。

(北上ツアーの場合)10、11号線 交通大学駅下車
7番出口を出て淮海路を東に向かって六斜路に出たら到着。

バス:

(南下ツアーの場合)48路、113路、548路 華山路武康路が最寄り
(北上ツアーの場合)26路、911路、920路、926路 淮海中路武康路が最寄り 

タクシー:

(南下ツアーの場合) 安福路×武康路
(北上ツアーの場合) 淮海中路×武康路と伝える。

配車アプリで目的地をタップしてもいいですね!

 

私が散策した日はレンタサイクルなども利用しながら往復+αで廻りましたが、今日の記事は北から南下する形でご紹介しますね。 

まずは腹ごしらえ

この日は都会のカフェで優雅な時間を過ごしたくて朝ごはんを食べずに家を出たので、まずは腹ごしらえからスタートです。

南下コースの北端付近にRACとSunflourがあります。

私はこの日、久々にコルタードが飲みたかったのでRACに行きましたが、それなりにボリュームがあるモーニングを食べたい方はSunflourもオススメです。

なお、RACは朝8時から、Sunflourは朝7時からの営業です。

徐匯区 バー グルメ カフェ

RAC Coffee & Bar

2023/4/24  

朝8時から営業、モーニングやブランチのセットが人気。 コーヒーやクレープ、ガレットをメインに提供している。 月から土曜は夜も営業しており、アルコールの提供もある。  

徐匯区 グルメ カフェ ベーカリー ケーキ

Sunflour 安福路店

2021/5/25  

フランス租界地周辺の安福路に位置するベーカリー&カフェ。西洋人の客が多い。店名の通り小麦にこだわったパンが並ぶ。サンドイッチやランチメニューもあり、店内で食事もできる。

上海でおいしいコルタードが飲めるカフェは少ない

 

武康路散策ツアー、スタート!

私が散策した当時、オススメスポットの1つである「巴金故居」の参観が可能で、そのオープン時間が10時だったので、RACでゆったりまったりしてから出発しました。

RACから故居までの間は基本的に建物の外観だけを楽しむ形になります。

希にドアが開いているところがありますが、一般市民が住んでいて、立ち入りお断りにしている場所も少なくありません。

ドアが開いていて、複数のアパートが連なる道路や中庭みたいな場所であれば、入ってもあまりガチャガチャ言われませんよ。

この日は開いている場所が少なかったですが、いくつかの建物の中に入るチャンスがありました。

あるマンションの廊下から眺めたフランス租界

門の入口あたりに「优秀历史建筑」と書かれているパネルがあれば、是非じっくり読んで歴史を感じてください。

いつ建てられたのか、何に使われていたのかなどが紹介されています。

 

最初の目玉「巴金故居」(改装中)

一般公開されていた場所で、入場料は無料でした。現在内部の修繕中で中に入れません。

巴金は中国の有名な作家、社会活動家です。若い頃に反封建活動に邁進し、文学作品は家制度や社会の矛盾などを書いたものが多く、市民から大きな支持を受けていたようです。

ところが文革が始まると共にひどい迫害を受けて労働改造所に送られ、大変な人生を歩むことになります。文革後名誉回復はしたものの、間もなく妻を亡くします。悲しみに暮れること30余年、2005年に101歳で亡くなるまで、巴金は妻の遺灰をずっとそばに置いていたと言います。

中には妻の萧珊に関する展示もたくさんあり、見る価値ある貴重なものばかりです。
早期に再開されることを期待しています。

「巴金故居(旧居)」

住所:武康路113号
開館時間:10:00~16:30(月曜休み・祝祭日に合わせて変動あり)

 

フランス風だけじゃないフランス租界

先ほど紹介した巴金故居は一戸建て庭付きの洋館風の邸宅ですが、その隣に密丹公寓というまた趣の違った建物があります。

1931年にドイツ人が建てた鉄筋コンクリート構造のマンションです。

武康路沿いはフランス租界だった場所ですが、建物はフランス風に留まらず、スペイン風、イギリス風などもあって、欧州各国の特色が出ています。

私はスペイン風以外はあまり判断できないのですが、主に外壁や柱のデザインなどで見分けられるのだと達人が教えてくれました。

 

ついでにトリビア

まさか、このあたりのマンションを買おうと思われている方はいないと思いますが(買いたくてもそもそも売られてる物件がないし、オーナーが手放すわけない!)、ご参考までにこの周辺の不動産価格をお教えしますね。

1平米あたり15~18万元、日本円にして約300~350万円です。(2023年4月時点のレート)

(一応中国の不動産関連サイトで調べた価格ですが、歴史的背景がある建物はもっと高いはず)

1戸あたりの面積がどれくらいなのか不明ですが、仮に100㎡程度のアパートの場合、こじんまりとしたお宅が3億円以上する計算です。洋館風の一戸建てだと面積が500㎡以上のお宅もあるでしょうから、口があんぐりと開いて塞がらない天文学的なお値段の物件ってことですよね。

確かに、歴史も趣もあるけど、、、私は結構です。(こんなこと言う資格すらないくせに 笑)

 

是非立ち寄って!武康路インフォメーションセンター

引き続き武康路を南下して泰安路の交差点あたりまで来ると、武康路インフォメーションセンターが見えてきます。

中には付近の優秀建築の模型と写真が展示されています。模型も写真も見ていて楽しかったですし、トイレも綺麗でしたし、武康路を散策する際には是非お立ち寄りを。

 

北からツアーだともうそろそろおトイレに行きたくなる頃ですし、南からツアーなら散策する前に行っておくと後困りませんよ。

「武康路旅游咨询中心」

住所:武康路393号甲
開館時間:午前9時から午後5時まで 年中無休

 

武康路のシンボルマークに到着

引き続き武康路を南下した先に、武康路と言ったら外せない「武康大楼」という建物が見えてきます。この角度で撮られた姿はガイドブックなどによく掲載されていますよね。

このあたり、以前は電線があちこちにはびこっていて、建物だけを写真に収めることができなかったのですが、先般まで電線を地中に埋める工事をしていて、最近生まれ変わりました。

昔の姿はこんな感じだったんですよ。

ちなみに、この建物は1924年竣工であと来年で100年を迎えます。

歴史を感じる建物なので是非とも中が見たいところですが、普通のマンションとして多くの一般市民が住んでいる為、外部の人は中に入れません。

淮海路側に中に入れるエレベーターホールがあるのですが、常に保安がいて、中に知り合いでもいない限り、正攻法で入るのは難しいかも知れません。

でもやっぱり中に入って見たいじゃないですか?

であれば、淮海路に出る前に武康路側にあるトビラに運をかけてみましょう。

もし中で内装工事をしていたり、ゴミの運搬などで裏庭のトビラが開いていたらシメたもの。

ガラクタが山積みになっていて、入るのに勇気がいる光景が目に入りますが、奥にある階段目指して中に入ってみましょう。

この日は友人と一緒だったので更に心強く、裏庭から侵入し、こんな写真と

こんな写真を撮ることができました。

 

古びた外観と廊下が写っているだけで、だから何?と思われるかも知れませんが、上海のマンションではこんな長い廊下に玄関が並んでいる構造はあまり見られないのです。

レアな写真が撮れたと満足しています。

勇気を持って中に入った甲斐がありました。

 

この先にも名所がいくつか

淮海路まで来たら武康路ツアーはこれでおしまいです。

武康大楼の隣、淮海路沿いにある「大隠書局」とその向かいに「宋慶齡(孫中山の妻)故居」がありますので、併せて見て回ってもいいですね。

ここのトイレもきれいです。お土産にできそうなグッズも売られています。

 

往復したらお腹空いた

自転車でグルグル回りーの、武康路を往復しーの、カフェを出てから結構動いたので、さすがにお腹が空いてきました。

朝にRACでモーニングしたので、お昼はこちらにしました。

功徳林(武康路店)

徐匯区 グルメ 素食・ベジタリアン

功徳林(武康路店)

2024/1/11  

1922年創業の素食レストランのチェーン店。 仏教由来のお肉を使わない料理を提供している。しっかりと下味つけで、日本人にも食べやすい。 ローカル店だが、店内は清潔で清掃が行き届いている。

1922年創業のローカル系素食レストランです。

お店の設計やメニューが仏教を意識した作りになっていて、店内にはお香が焚かれています。素食レストランですので、お肉はありません。

甘味がしっかりした醤油ベースの味付けで日本人にも食べやすい味付けです。

この日は湯葉で作られた素鴨というお料理と、野菜焼きそばを頂きました。

さすが素食レストラン、油っこくなく胃に優しい感じでとてもおいしかったです。

また、この記事では深く紹介しませんが、武康路沿いにはおしゃれなカフェやレストランが他にもたくさんあります。

時間によっては激混みしますので、お食事される場合は早めにINするのがオススメです。

 

以上、武康路散策ツアーでした。

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しゃんはいさくら

2005年~上海在住。 現在、夫、日中MIX子ども×2、義母の5人で生活してます。 会社でも家庭でも中国人に揉まれながら、のらりくらりとやってます。