今日は浦西の上海自然博物館情報をお届けします。この博物館は2015年に移転したばかりで、まだ比較的新しいのが特徴です。こちらの博物館も見ごたえ十分ですよ!
上海自然博物館
博物館情報
交通
- 地下鉄 地下鉄13号線自然博物館駅で下車し、1番出口を出るとチケット売り場に近いです。
- タクシー 「上海自然博物館」と伝えるか、「北京西路、大田路」と伝えて下さい。但し、北京西路沿いは多くの場所が停車禁止エリアになっている(縁石に黄色いペンキが塗ってある)ため、お堅い運転手さんだと停まってくれないおそれも。その場合は博物館裏手の山海関路に停めてもらうとチケット売り場に近いです。
- 自家用車 博物館には駐車場がありますが、一般開放されてないようです。いつも保安係にシッシッと払われます。怒
ホームページではこのようなイラストで近隣の駐車場が案内されてますが、さくら家のオススメは★印のところにある建物の駐車場。
ホームページに書いてある駐車場よりも断然近くて便利です。時間帯によっては空いてないこともありますが、我が家はこれまで2回ともこちらに停めました。
ちなみに、この駐車場の向かいにはセブンイレブンとその他おすすめのお店があるのですが、それは記事の最後のお楽しみに。
営業時間と入場料
営業時間は朝9:00~夕方17:15まで、月曜日は休館日となっています。
こちらの博物館、開館当初はダフ屋まで出るほどの人気だったのですが、最近は落ち着いています。大人1人30元で入場できます。大人はネットで電子チケットが購入できます。学生は12元/人(130cm以上18歳未満、要学生証提示)で、70歳以上、130cm以下の子どもは無料です。
持ち物チェック
上海の公共施設は基本的に室内全館禁煙になっています。ライターなどの持ち込みはできません。科技館と同じく荷物チェックとボディーチェックがあります。
微信アカウントではイベントの予約ができる!
最近はいろんな施設が微信の公式サイトを持っています。自然博物館は微信経由でイベントの予約ができるので、博物館をガッツリ楽しみたい方は事前に登録してみてはいかがでしょうか?
登録方法はこちら~
①微信トップページの右上「+」をタップし、②「友人の追加」をタップ。
③公式アカウントをタップ、検索窓に「上海自然博物館」と入力し、検索結果をタップ。
該当のアカウントをフォローするとトップページに入れます。リアルタイムの入場者数、チケット購入、イベントの予約が可能な他、場内の簡単な案内も見ることができます。
ホームページでもイベントの予約やチケットの購入ができます。
上海自然博物館ホームページ:http://www.snhm.org.cn/
自然博物館 展示あれこれ
起源の謎
46億年前の地球が誕生した様子が展示されています。大きなスクリーンでの映像がとても見やすかったです。中国語が解らなくてもビジュアルで地球誕生の様子が理解できます。
命の長河
順路どおりに進んで行くと、海の生物のはく製が展示されているエリアにたどり着きます。この博物館の目玉の1つとも言える、子どもたちがとても喜ぶエリアです。
自分でも写真を撮ったのですが、人が写るのを避けてたら全体像がよくわからない写真になっちゃったので、微信にあった写真をお借りしました。
ちなみにこちらは我が家が開館間もない頃に行った時の様子。
当時は一定の入場者になると入場制限をしてたんです。あの日はすごい人でめまいがしそうでした。印象として、現在は週末でもこの半分くらいの入場者数です。
私がちっとも覚えられないチーターと豹。中国語では猎豹(lièbào)と豹(bào)と言います。
足が速く、斑点の黒の割合が多いのがチーター、木登りが上手で樹の上で生活することが多く、斑点の中心がオレンジになってるのが豹だそうです。
こちらに詳しい説明が載っています。
http://xn--n8j9do164a.net/archives/4188.html
自然体験
蝶や爬虫類が展示されているコーナーです。ここは実際に生きている動物が見れるので子どもたちもとても楽しんでました。ここには蝶々館があるのですが入るには別途入場整理券が必要でした。微信で予約できる蝶のイベントはたぶんここのこと。
中にいる主な蝶々の種類。
こんな枯葉みたいな蝶々さんが近くで見えたので思わずパチリ。
私たちが行った時はもう終了してたけど、カブトガニやヒトデに触れるコーナーがあります。触れるのは確か午後3時までで、ここも整理券が必要です。
演化之道
子どもたちが大好きな恐竜のはく製がたくさん展示してあります。このあたりに古代の自然の成り立ちが紹介されてるミニ映画があります。ここまで回ってくると若干疲れてくるので、休憩がてらご覧になられるといいと思います。
生態万象
ここも自然博物館の目玉と言えるアフリカ大陸の動物たちと自然を表現した展示エリアです。場所が広いせいなのか、新しいせいなのか、ここは上海科技館の動物&自然のはく製よりも良く作られている印象がありました。
命色とりどり
鳥類のはく製や昆虫の標本が飾られています。その数たるや圧巻。ここに来た時点で閉館まであと30分になってしまったので、あまり深くは見れませんでしたが、昆虫男子にとっては見ても見飽きない展示だと思います。
ミュージアムショップ
館内には2箇所ミュージアムショップがあります。そのうちB2にあるショップの方が品数が豊富です。博物館あるあるのこんな商品も。
この日、私は是非とも買いたいものがあって期待してショップに寄ったのです。
これ、開館当初にここで買ったエコバッグ。1つ15元です。先般一時帰国した時に実家の母に欲しいと言われてあげちゃったから自分用に新調したかったんですが、この日は気に入った柄がなくてお買い上げを断念しました。タオバオで写真検索して探してみようかな。
子どもも大人も楽しめる博物館見学。インター校や日本人学校に通う子なら、学校の振替休日などの日に行くと、現地の子どもたちで溢れかえっていなくて、じっくり見ることができると思います!上海滞在中に是非一度参観に行ってみて下さいね。