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中国 2023年1月8日より入国時の強制隔離措置を撤廃

国家衛生健康委員会は2023年1月8日より「新型冠状病毒肺炎(新型コロナウイルス肺炎)」から「新型冠状病毒感染(新型コロナウイルス感染症)」に改めるという発表をしました。

同時に、2023年1月8日以降、新型コロナウイルス感染症に対する中華人民共和国感染症予防管理法での甲類感染症としての予防管理措置を解除し、中華人民共和国国境衛生検疫法の検疫感染症の管理対象に含めないとしました。

これにより中国入国時の規制緩和などが発表されています。

主な施策をピックアップして翻訳しています。

高齢者のワクチン接種率の加速

  • ワクチン接種の禁忌の科学的評価と、特に高齢者層に対するワクチンブースター接種の加速化。
  • 免疫強化の連続接種を優先する。
  • ブースター接種1回目を基本に、感染リスクの高い人、60歳以上の人、より重い基礎疾患のある人、免疫力の低い人へのブースター接種2回目の実施を推進する。

抗原・PCR検査は必要に応じて検査

  • 一般:必要に応じて検査、PCRスクリーニング全員検査は実施しない
  • 医療機関に入院している発熱や呼吸器感染などの症状のある救急・外来患者、重症化するリスクの高い入院患者、症状のある医療スタッフ:抗原検査またはPCR検査を実施する
  • 高齢者施設や社会福祉施設などのスタッフや介護者:感染流行期に定期的に抗原またはPCR検査を実施
  • 65歳以上、長期血液透析患者、重症糖尿病患者など重症化のリスクが高い人、3歳以下の乳幼児:発熱などの症状がでた後、速やかに抗原検査を行うか、地域に設置されたPCR検査会場で核酸検査を行う
  • 高齢者施設や社会福祉施設などに立ち入る外来者:48時間以内にPCR検査が陰性であることを確認し、その場で抗原検査を実施
  • 地域住民がいつでもPCR検査ができるよう、地域に十分な数のPCR検査場を確保する

治療対象患者のクラス分け

  • 在宅:重篤な基礎疾患を伴わない無症状感染症、軽症例。
  • 準指定病院:一般症例、高齢で基礎疾患が重いが状態の安定した無症状感染者、軽症例。
  • 指定病院:肺炎を主症状とする重症例、血液透析を必要とする症例。
  • 三級病院:基礎疾患を主症状とする重症・重篤な症例、および基礎医療衛生機構、準指定病院の医療能力を超えた基礎疾患を有する症例。

出入国管理の緩和

  • 中国への渡航者は、出発の48時間前にPCR検査を受け、結果が陰性であれば、入国が許可される。(海外の中国大使館・領事館への健康コード申請や、税関の健康申告カードに検査結果の記入が不要となる)
  • 結果が陽性の場合は、陰性になってから入国可能となる。
  • 入国時の全員PCR検査と集中隔離を廃止する。
  • 健康申告が正常で、税関での定期検疫で異常がない場合、社会面(既知の感染者とその接触者を除いた市中)への入国可能。
  • 国際旅客便の便数制限である「ファイブワン」と座席数制限を廃止する。
  • 乗客は搭乗時のマスク着用が義務付けられる。
  • 水上・陸上港の旅客輸送を徐々に再開する。
  • 中国人のアウトバウンド観光を順次再開する。

出典元:健康中国 国家卫生健康委员会公告 / 图说 | “乙类乙管”,最新政策看这里!

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