皆さん、こんにちは!しゃんはいさくらです。
春節期間は、コロナの影響を受けてちょっと違う動きが見られるような気がしているので、今日はそのことについて書いていこうと思います。
春節期間は要注意
中国国内で外出自粛が叫ばれるようになったのは、2020年1月下旬からだったでしょうか。
私が勤める会社では、春節休みの前々日に緊急会議が開かれ、春節の帰省を再検討するように通達が出され、一部帰省を諦めた人たちがいました。
私が以前耳にした話によると、帰省できなかった人たちが翌年こそは是非とも帰りたいと思っているので、昨年の元旦~春節期間は都市部で3K職の労働力不足が懸念されているたとのことでした。
元々この時期は毎年労働力不足になるので特に驚くことではないのですが、まだまだコロナ禍ということもあり、いろんな準備をしておいたが良さそうだと思ったのでした。
物流に注意!
私が特に心配しているのは物流です。
昨年のことを思い返すと、コロナ禍に陥ってからの中国は1ヶ月ほど物流ネックが解消せず、デリバリーが思うように使えない、ネットショッピングで注文したものがなかなか届かないといった不便がありました。
コロナで厳戒態勢が敷かれた時、上海のスーパーでは青物など生鮮品の争奪戦が繰り広げられ、長年中国に住む私でもメンタル的に結構やられましたし、生鮮品以外にも、乾麺、インスタントラーメン、冷凍食品が軒並み品切れとなり、品揃えが回復するのにかなりの時間がかかりました。
なので、諸々のリスクを回避するために、ネットショッピングで調達できるものは、今のうちに準備しておいてはいかがですか?というのが私からの提案です。
日系企業の努力と代理店の発展
先日FHCグローバル食品展に行ったときの記事にチラッと書いたのですが、今は多くの日系企業が自社の商品を中国にたくさん輸入していて、輸入食品の品揃えがますます豊富になっています。
また、中国国内の代理店がタオバオにお店を構えて個人向けにも販売しているので、私たちがよく使う調味料の調達が数年前よりも格段に便利になりました。
以前は都会の日系スーパーに行かなければ手に入らなかった高価な調味料も、今は中国のどの都市に在住していてもタオバオでリーズナブルに買えるし、もちろん家に届けてもらえます。
要中国語というネックはありますが、商品の写真さえあればどんなものなのかは大方の見当はつくので、今のうちから使い慣れておいてはいかがでしょうか?
私のお墨付き!? タオバオオススメ店
タオバオには日本料理店向けと思われる卸売店が数多くあります。その中で、私が複数回買い物しているのが、こちらのお店です。
璞琦生活馆
日本の調味料の品揃えが豊富で、お値段も実店舗よりお安めなのが嬉しいところ。
上海・江蘇・浙江3省は128元以上お買い上げで送料は基本無料、それ以外の地域は298元以上お買い上げで送料無料です(中身や重量によって変わります)。
梱包もきちんとしてますし、安心して使えるお店だと思います。
东安百货
日本の日用品を取り扱っているお店です。自宅で使っているウェーブの取り替えシートを探している時に見つけました。
ファン(粉丝)の数があまり多くないですが、先般買い物した時は特に問題ありませんでした。
品揃えは豊富と言えるのか判断が難しいですが、ある程度のモノがまとめて買えると思うので紹介しておきますね。
上海华光日用日本进口家居
収納グッズや便利グッズなどを取り扱っているお店です。
メーカー品ではなく、100円ショップやアイディア商品などの催し物向けに作られたっぽい商品がたくさんあります。
以前何度か買ったことがあり、概ね満足なのですが、梱包がやや甘く、これまで物流トラブルを2回経験しています。
今から備蓄を
繰り返しますが、春節期間中の不測の事態を回避するために、自分の欲しい商品は今から準備しておくことをオススメします。
特に外国人は中国では往々にして弱者となりがちなので(非常事態になれば尚更)、準備しておいてもムダにはならないと思います。
ここ数年、中国の物流サービスはシステムや管理が向上して、ダブルイレブンの時のような莫大な数の荷物があっても、それを短期間で捌けるオペレーションができあがっていますが、それも労働力があってのこと。
春節休暇などを理由にマンパワー不足となれば、物流が滞る可能性は十分にあると思います。
不安を煽る気持ちは全くありませんが、日常のお買い物の選択肢の1つとして、私のオススメ店を紹介させて頂いた次第です。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。