しっかりと睡眠をとることは生活するうえで、とても大切です。しっかりと眠れ た日は良いパフォーマンスができますし、気持ち良く一日が送れます。
そうはいっても良質な睡眠をとるためにはどうしたらいいの?
実は漢方や鍼などで、睡眠の質を高める手助けをすることができるのです。
漢方や鍼で「ストレスと睡眠の質」を改善
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「鍼」治療と睡眠コントロール
一般的に「鍼」は、肩こり腰痛などの痛みの治療方法だと思われていますが、ス トレスが原因による「不眠症」「気分変動症」「月経前症候群」などの症状の治 療にも、鍼治療は効果があります。鍼治療で経絡をコントロールし、五臓六腑の 機能が健康になると、症状の改善につながります。また、鍼治療は脳内ホルモン の調節効果もあり、身体の緊張を緩和し「睡眠の質」をたかめる治療にも有効的 です。
漢方での治療法
漢方では西洋のように、睡眠薬など対処療法ではなく、体質を改善することでス トレスの軽減や、睡眠の質を上げ、生活や仕事のパフォーマンスが上がるように 整えていきます。
夜(陰の時)は眠くなり、朝(陽の時)は意識がはっきりとします。このように 体内の「陽気・陰血」のバランスが調っていれば、自然と睡眠の質が上がるので、 まずは、この陰陽のバランスを正常に戻すように漢方を処方します。
栄養状態の悪い「心血虚」のタイプは不満や不安の感情が現れやすく心が落ち着 きません。また手足が熱る血の気が多い「心火」のタイプはイライラして、眠れ ず「睡眠の質」低下につながってくるので、「心」を安定させ穏やかにする漢方 を処方します。
イライラしやすい、疲れやすい、歯ぎしりをするなどの症状の方は、「肝」の能 力が低下する「肝血虚」タイプ。このような体質の方は「睡眠の質」に影響して しまうので、その場合は「肝」の血を補う漢方を処方します。
脾は消化吸収をつかさどる働きがあるので、食生活が乱れ、脾臓が弱り始めると 栄養が吸収されず「血虚」の状態になります。このような体質の方も「睡眠の 質」の低下につながるので、胃腸を整え、血を補う漢方を処方します。
いびきと睡眠時無呼吸症を改善しよう!
昨今、「睡眠時無呼吸症候群」の患者さんの 94%が「いびき」をかくことから、 「いびき」の治療の重要性が一般の方々にも認知されてきており、脳血管疾患や 心臓疾患等の予防のために、積極的に「いびき」の診療をされる方が増えてきて います。
中医学では「いびき」になりやすい体質や習慣を見つけ出し、適切な対処法と体 質改善で「いびき」を軽減させることができます。パートナーや家族に「いびき が大きくて眠れない」と言われる前に、「いびき」を減らす身体改革をしてみま せんか?ご家族と会えない方も多いこの時期は、ゆっくりと治療をするチャンス です!
放っておけない「睡眠時無呼吸症」はいびきと同じ原因であることも多く、閉塞性と中枢性と二つに分類できます。
★閉塞性…「いびき」のメカニズムで説明した狭窄(きょうさく/通り道がふさ がってしまうこと)が原因にあります。
★中枢性…明確なメカニズムはよく解っていませんが、心臓疾患の方は、中枢性 呼吸症の罹患率が高まる傾向にあることが解っています。
漢方は対症療法ではないので、服用したからといってすぐに「いびき」が止まる人は少ないかもしれません。
しかし、漢方治療は、根本的な治療なので、時間は長くかかりますが 「いびき」をかかない体質へと改善させ、対処療法にも頼らずに生活できるよう にしていきます。
【医師からの一言】
★保険についてのご質問や、治療期間はどのくらいかかるの?漢方薬は苦いの?
など、なんでもご質問ください!