こんにちは、しゃんはいさくらです。
今年の上海は、2ヵ月に渡るロックダウンのせいで春のキャンプを楽しむことはできませんでした。泣
でも、過ぎたことを悔やんでも仕方がない!
友人が、「仕事を兼ねて牧場に行く予定があって、ついでにキャンプさせてもらえるから一緒に!」と声かけをしてくれて、ロックダウン解除後初めての週末に2ファミリーでキャンプしてきました。
私は長袖長ズボンのスタイルで行ったのに50カ所も蚊に刺されてしまって後が大変でしたが、それだけ自然豊かな場所だったということで、我が家の一日を紹介させて頂きますね。
朝暮牧場
住所:
嘉定区勝竹東路啓源路のT字路に入口あり
ちなみにこちら、極楽湯嘉定温泉酒店から近いです。
遊んだ後にお風呂でゆっくりしてから帰るのもいいですね!
交通:
最寄りの地下鉄は11号線終点の嘉定北駅ですが、キャンプやBBQであれば荷物が多くなるのでタクシーで移動される方がほとんどになると思います。
ただこちら、中に個人のお宅があるのと、駐車スペースが限られるため、基本は車の入場はできません。(オーナーと要交渉)
我が家は友人がオーナーと知り合いなので、午前9時までに入場することを条件に中に入れさせてもらい、車で会場に横付けして荷物を降ろしました。
農業用の手押し車を貸してもらうこともできますが、食品を運ぶのに適した感じではなかったのと、全ての場所が車を横付けできる訳ではないので、カートを持参するか、大人数で手分けするなど工夫をした方がいいと思います。
連絡方法:
微信で「朝暮牧場」と入力すると公式アカウントが出てきます。
アカウント内の服務から先方とやりとりすることができます。
キャンプ会場あれこれ
ここの牧場はキャンプ専用の広場や場所はなく、敷地内でキャンプできそうなところはどこを使ってもいい感じです。(オーナーとの事前交流が必要です)
今回私たちがキャンプをしたのは、入口から近い林の中。
木と木の間の平らな場所にタープを張りました。
気に囲まれていたので風向きや太陽のことはそれほど気にせず、広々と使えるようにポールを6本立てるスタイルにしました。
朝のスタートが早めだったのと、お昼も簡単なメニューにしたので、ゆったりとくつろぐ時間がたくさん取れたのが良かったです。
まったりしすぎてチェアに座ってばかりだったので大量の虫刺されというお土産がつきましたけどね。。。
農場内をお散歩
こちらの牧場は中に池があり、白鷺(たぶん)が魚を獲っている姿を見ることができます。
その他、年老いた乳牛が1匹いて、そこらに生えている草をむしって至近距離で餌付けできます。
牛舎を過ぎて更に牧場内を歩いていくと、山羊さんの小屋があります。
人が近づくと草がもらえると解っているのか、すぐに近寄ってきます。
ここでもそこら辺に生えている草を拾ってあげると喜びます(この顔はあまり喜んでるように見えないけどw)
柵を飛び越えてきそうな勢いでガッっと来るので驚かれませんよう。
もぎたて果実で梅酒作り!
牧場には季節に応じたイベントがいくつかあるようです。
私たちが行った時は梅が旬だったので、梅酒作りを教えてもらいました。
オーナーさんが収穫カゴやたらい、瓶、お酒、砂糖など梅酒作りに必要なグッズや材料を一通り持ってきてくれて、梅の選び方、洗い方、漬け方をレクチャーしてくれます。
言葉で書くのが難しいんだけど、梅の実をちょろっと触ったら枝から離れて落ちてくるくらいの熟度の梅を選ぶのがオススメです。
洗うときに梅のヘタ部分に残る黒いのをきちんと取らなきゃいけないんだけど、ちょろっと触ったら落ちてくる梅は黒いのがきれいに取れやすいです。
できる限り黒点が少なく、青すぎず、赤すぎず、傷んでいない実を選んでしっかりと水洗いします。
キッチンペーパーに並べてしばらく乾かした後、梅と砂糖を1:1(2:1でも)で瓶に詰め、北京の有名酒「二鍋頭」を注ぎます。
二鍋頭は750ml瓶を1本手配してくれて、そのうちの一部を瓶の消毒用に使い、残りは梅+砂糖を詰めた瓶に注ぎます。
できあがりの図。
このまま日の当たらない場所で半年以上置いておくと梅酒になるんですって。
日本だと果実酒専用酒みたいなのがあってそれで漬けるんだけど、こちらではまさかの「二鍋頭」。
どんな味になるのか楽しみです。
ちなみに体験料は80元/瓶です。
一応売店はある
上にも書きましたが、この牧場はキャンプ場として開放している訳ではなく、個人の敷地の一部をキャンプしたい人に貸しているような感じなので、外来者に対する便宜があまり図られてません。
ただ、一応トイレや水場はあって、その建物の中に無人売店もあり、お水、ティッシュ類、BBQ用品が買えます。
こちらの牧場、道路が舗装されていないので大雨の日の翌日はぬかるみがしんどそうなのと、キャンプできる場所が木の茂みや池の近くなので蚊が多いという点は注意が必要ですが、来客の受け入れキャパ的に他のキャンパーさんを気にせずに自分たちの好きなようにキャンプが楽しめるのはポイントが高いと感じました。
写真家の友人が撮るとこうなる
この日のメニューはメキシカンタコスをメインに、おつまみ各種と友人が焖面を作ると言ってたのですが、タコスだけでお腹がいっぱいになったので、麺は次回に持ち越しに(今週末既にキャンプを約束済w)。
我はあまり「魅せる」ことに長けてなくて、我が家のキャンプはいつもテーブルの上がゴチャゴチャしてて、私が撮るとただ撮っただけ感満載なんだけど、
コンテスト受賞経験を持つ友人が撮ると、私では思いもつかないアングルで撮ってて、更に加工術も手伝って、こんな感じに仕上げてくるからすごい。
最近下の子が写真に興味を持ち出して結構いい感じで撮ってるので、次回キャンプにもカメラを持ち込んで、いろんな写真を撮って欲しいなと思います。
以上、ロックダウン解除後初キャンプで訪れた朝暮牧場でのお話でした。
では!