今日ご紹介するのは黄浦江沿い浦東側に位置する耀华滨江绿地です。
黄浦江沿いの緑化整備の一環で作られた公園で「自然」や「野生」っぽさはありませんが、人の手が入ることで綺麗に保たれていると感じたので当記事でご紹介したいと思います。
我が家が行ったのはロックダウン前のことで、今は状況が違うかも知れませんが、ご参考頂ければ幸いです。
耀华滨江绿地
開放時間
8:30~18:00(夏季・テントサイト予約時に確認可能)
交通
地下鉄は7号線の後灘が最寄りです。
タクシーで行く場合は、予約したテントサイトに近い入口を選ぶと良いと思います。
1号門、2号門、3号門があります。
我が家が行った当時は耀江路と耀华路のT字路交差点にある2号門しか開放していないとのことで、そこに近いサイトを予約し、門のところでキャンプギアを車から下ろしてカートで運びました。
入場料
入場料は無料です。
予約方法
微信の公式アカウントをフォローするとテントサイトの予約ができます。テントやタープを張らずに公園をブラブラするだけであれば予約は不要です。
微信で予約を入れ、現場に行って地面に貼ってあるQRコードをスキャンします。詳細は公式アカウントでご確認下さい。微信の検索窓で「耀华滨江绿地」と打ち込むとヒットします。
人気の場所はすぐに予約で埋まってしまうので、場所にこだわりたい方は前もってプランを立てておきましょう。サイトは3日前からの予約が可能です。
テントサイトはデッキタイプ
こちらの公園、テントを張って良い場所は全てウッドデッキになっています。
逆に言うと、芝生の上にテントを張るのはNGです。
近頃の上海の公園は芝生保護の観点からペグで打ち込むタイプのテントがNGな場所が増えていると感じます。
本格的なキャンプではなく公園でのピクニックを楽しむなら、折りたたみ型のポップアップテントがあると良いですね。
蚊帳タイプなら気温が多少高くても蒸し暑くなりません。
我が家は打ち込みタイプのタープとテントしか持っていないので、デッキの上で固定するのにこのような専用ペグを持ち込んで固定しました。
ここのデッキは木の厚みがそこそこあって持っていったデッキペグが一部長さ不足で使えなかったので、このようなタイプが良さそうです。
中国語では「魚骨釘」と言うんですね。
確かに魚の骨に見えますね。
本当はダメかも!?公園での調理
我が家のキャンプやピクニックでは食事作りを1つの楽しみにしてて、この日はSOTOのシングルバーナーとミニフライパンを持参して豚キム巻と鮭のちゃんちゃんホイル焼きを作りました。
焚き火(明火)はダメと明記してあったけど、卡式炉(カセットコンロ)には言及してなかったので持参したんですが、食事がそろそろ終わる時間になって保安がツカツカとやってきて、証拠写真を撮るフリをしてきました。
「片付けろ」と一言だけ残してその場を去ってったのですが、もしかしたらここでの調理はダメなのかも知れません。
だったら公式アカウントでカセットコンロもダメって明記してくれればいいのに。
食事のピーク時間には保安をウロウロさせないで、皆が食事を済ませるくらいの時間に見回るあたり、実はそこまで管理を厳しくするつもりはないけど、一応上級部門の要求を受けて表向きにはちゃんと管理してますよ的なフリをしているようにも見えました。
身軽なピクニックにするなら、我が家みたいにわざわざ作らないでデリバリーなどで済ますか、お弁当を持参するのが良いかもですね。
ただ、この近辺はまだ開発途中で、近所にレストランがなくてデリバリーが不便です(だからお昼の材料を持参して作った)。
今は少しは改善されてるかも知れませんが、ロックダウンを経て逆にもっとお店が減ってるかも知れないので、事前に調べておくことをオススメします。
公園内でサイクリングを楽しむ
園内にはきれいに舗装されたウォーキング専用、自転車専用道路があり、お散歩やサイクリング、スケボーなどを楽しむことができます。
シェアサイクルの乗り入れもOKです。
ただ、週末に園内で空車を見つけるのは至難の業です。
我が家は公園外まで出てオフィスビル横に停まってた自転車を開錠し、園内に乗り入れてサイクリングを楽しみました。
サイクリングもお散歩も黄浦江沿いの景色を見ながらゆったり回るのがオススメです。
かつては船着場として使ってたっぽい場所もあって、園内を一周するのも楽しかったですよ。
大人も子どもも皆が楽しめる空間だったので、ファミリーで、また気の合う仲間と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?
以上、耀华滨江绿地情報をお届けしました。
では!
ご参考
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