2024年7月4日、2024世界人工知能大会において、賽可智能科技（上海）有限公司、百度智行科技（上海）有限公司、上海裹動科技有限公司（AutoX）、および小馬易行科技（上海）有限公司が、上海市の無人運転自動車のデモンストレーション運用許可を取得した最初の企業となった。許可証によると、有効期間は2024年7月4日から2025年1月4日までとなっている。
現在これらのデモンストレーション運用段階の無人運転車は無料で体験可能となっており、運用ルートのマップによると、金橋経済技術開発区全域、および浦東申江路、滬南公路、両港公路などの道路をカバーしている。
中には浦東空港を通過するルートもあり、金橋と臨港新片区間の自動運転試験道路での往来を実現している。
今回許可を取得した4社の一つであるAutoX（安途）では、社名と同名のモバイルアプリにて無人運転車を呼ぶことが可能となっている。
金橋の対応地域内の任意の目的地を選択後「呼叫无人车（無人車を呼ぶ）」ボタンをタップして、しばらく待つと一台の無人車が応答し、車両が自動的に指定の位置に迎えに来る。無人運転車に乗り込んだ後、電話番号の下4桁を入力すると、車両はすぐに出発するという仕組みだ。
「车辆开始行驶，请坐好，并系紧安全带。（車両が走行を開始します。座席にお座りになり、シートベルトをお締めください。）」というアナウンスが流れると、無人運転車はゆっくりと動き出し、目的地へと向かっていく。
この夏話題作りに、無人運転車に乗ってみるのもいいかもしれない。
出典元：上观新闻
