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イベント 上海アート巡り

建築家・磯崎新回顧展「Arata Isozaki : In Formation」開催

2023年8月25日

去年逝去した建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した日本人建築家、磯崎新の世界初の回顧展「Arata Isozaki : In Formation」が、2023年8月26日から11月19日まで上海現代美術館(PSA)で開催される。 磯崎新の建築家としてのキャリアを多角的な視点から振り返り、さまざまな時代における彼のアイデアの軌跡をたどる総合的な回顧展となる。

ポストモダン建築を牽引してきた磯崎新の建築思想は、日本に根ざしながらも、世界の文化的多様性に対して常にオープンで、オリジナリティ溢れる建築表現に歴史的な考察を注入している。 磯崎新は現代アートのジャンルを越え、独自の文化的視点を形成し、建築を純粋な空間として捉えるだけでなく、クロスメディアな社会的文脈へと広げてきた。 本展では、模型、原稿、インスタレーション、絵画、映像など幅広いメディアを網羅し、磯崎の長い創作活動のさまざまな段階における設計作品と、建築そのものを超えた文化的・思想的実践を包括的に紹介していく。

「Ruin」「Process」「Cybernetics」「MA/Trans」「Isle」「Genesis」「New Form」「Flux」「Atlas (Archipelago)」の9つのキーコンセプトに分け、文化、分野、時代を超えた思想の系譜を描き出す。

カタール国立コンベンションセンター 2004-2011年 ©Hisao Suzuki
北九州市立中央図書館 1973-1974年 ©Mitsumasa Fujitsuka

磯崎新

1931年大分市生まれ。2022年に逝去。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年に磯崎新スタジオを設立。 以降、群馬県立近代美術館、ロサンゼルス現代美術館、バルセロナオリンピック競技場などを設計。 近年では、カタール国立コンベンションセンター、ミラノアリアンツタワー、上海シンフォニーホール、湖南省博物館、中央アジア大学、また中国河南省鄭州市の都市計画なども手がける。

また、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナーなど、世界各地での建築展、美術展のキュレーションや、コンペティションの審査委員、シンポジウムの議長なども務める。

著書に『建築における「日本的なもの」』(新潮社)、半世紀にわたる著作をまとめた『磯崎新建築論集』(全8巻、岩波書店)などがある。 2019年、プリツカー建築賞を受賞。

会期2023年8月26日-11月19日
会場上海当代艺术博物馆7楼
黄浦区苗江路678号
営業時間11:00-19:00(18:00最終入場、月曜閉館)

出典元:上海当代艺术博物馆 |PSA新展预告|矶崎新:形构间

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