新国立競技場のデザインに携わった隈研吾の巡回展「五感の建築」が2023年7月21日(金)より上海で開催される。開催場所は豫園からほど近い復星芸術中心だ。
本展は、隈研吾建築都市設計事務所(KKAA)作品の特徴を感じることが可能な展示を目指している。デジタルネットワークの発展により資格情報が飽和している時代だからこそ、来場者の「五感」に訴えたいと言うのが目的だ。
様々な模型やそこから派生したメディアを鑑賞できるだけではなく、オリジナルのBGMや草、土、木などの自然をモチーフにしたユニークな香りを楽しむことができます。
展覧会のために制作した模型や、そこから派生した映像やインスタレーション、オリジナルのBGMや草、土、木などの自然をモチーフにしたユニークな香りを楽しむことが可能となっている。
竹は隈研吾が得意とする建築素材の一つで、ポストコロナ時代に対する隈研吾の考察を反映したものでもある。
会場エントランスには、何万本の竹素材を組み合わせて作られた竹のトンネル「Bamboo Passage」を設置。竹の柔軟性と重力が見事なバランスを保ち、竹の曲線が宙に浮いたように見える展示となっている。
開催期間 | 2023年7月21日-10月6日 |
場所 | 上海复星艺术中心(BFC外滩金融中心) 黄浦区中山东二路600号BFC外滩金融中心1层 |
開館時間 | 火〜日曜 10:00-18:00(月曜定休) |
電話 | 021-6305-5119 |
チケット | 早割チケット88元(6月29日-7月20日販売、入場は期間内すべて適用) 通常チケット128元 購入はWehcatで「复星艺术中心」のミニプログラムを検索 |
備考 | 館内ではマスクの着用をお願いしています |
出典元:上海艺术展览 / 4.5折特价早鸟|隈研吾个展 “五感的建筑”,一站纵览大师传奇建筑生涯