日本政府は9月26日に新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の見直しの詳細を発表しました。
新しい水際対策措置では、パッケージツアー以外の個人旅行も入国可能になり、一日の入国者数の上限が廃止されます。
加えて、WHO緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種証明が認められることになり、中国ワクチン(中国医薬集団(シノファーム)北京生物研究所、中国医薬集団武漢生物製品研究所、北京科興中維生物技術(シノバック・バイオテック))の接種証明書も対象になりました。
9月26日、新型コロナウイルス感染症に関する水際措置見直しの詳細が公表されました。10月11日午前0時(日本時間)以降適用される措置の概要は以下のとおりです。
1.外国人の新規入国制限の見直し
外国人の新規入国について、日本国内に所在する受入責任者による入国者健康確認システム(ERFS)における申請を求めないこととします。併せて、外国人観光客の入国について、パッケージツアーに限定する措置を解除します。2.査証免除措置の適用再開
査証免除措置の適用を再開します。3.検査等の見直し
新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、入国時検査を実施せず、入国後の自宅又は宿泊施設での待機、待機期間中のフォローアップ、公共交通機関不使用等を求めないこととします。ただし、全ての帰国者・入国者について、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種証明書(3回)又は出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出を求めることとします。4.入国者総数の管理の見直し
外務省海外安全ホームページより
現在1日50,000人目途としている入国者総数の上限は設けないこととします。