昨日、91Mobiles(中国の91Mobileとは異なる)によって、今年秋発売予定の次世代iPhone、【iPhone 14 Pro】の6.1インチモデルのものとされるCAD図面がリークされました。恐らくケースメーカーからのリークと思われますが、具体的な情報ソースについては言及されていません。まずは何はともあれ見てみましょう。
上記の【iPhone 14 Pro】のものとされるCAD図面はいくつかの点を除いてiPhone 13 Proと非常によく似ていることがわかります。。
- カメラ設計はiPhone 13 Proと酷似
ただし、カメラモジュールはわずかに厚くなっています。
- 正面のノッチがなくなり、カメラやセンサーはパンチホールに
これはこれまでの噂通りで、iPhone 14(特にPro)ではノッチがなくなり、カメラやTrueDepthセンサー等がパンチホールで実現されるという噂に準じるものです。これが実現すれば、iPhone 14 Proの外観的な変化ということになりそうです。
ただ、91Mobilesによる今回のCAD画面リーク画像は、これまでの著名なリーカーJon Prosser氏(Apple Trackによればこれまで69%の精度)が昨年2021年9月に出している、iPhone 14はiPhone 4に似たデザインになるという予測とは異なるものです。更に、これまで世界でも正確なApple未発表製品リーク情報を出してきたBloombergのMark Gurman氏(Apple Trackによればこれまで86.4%の精度)の予測も、「iPhone 14ではデザインが完全に再設計される」というものでしたので、今回のiPhone 13 Proのデザインをほぼ踏襲しているCAD図面はそれと大きく異なる予測になったといえそうです。
91Mobilesは、これまでCAD図面のリークについては実績があります。かつてiPhone 13シリーズのCAD図面のリークは正しいものでした。また、iPad Airの回路図もリークさせましたが、これは部分的に正しいものがありました。ただし、Apple Watch Series 7に関してはフラットなデザインをリークしており、それは大きく間違ったものになっていました。
というわけで、今回の01Mobilesの【iPhone 14 Pro】のものとされるCAD図面のリーク画像は一定の信憑性があるものの、大きく外す可能性もあるので注意が必要です。記事更新現在は3月ということもあり、時期的にまだiPhone新機種のデザインは完全に固まっていないと思われます。あと1〜2ヶ月した後のリークであれば、信憑性が更に高まると思うのですが。。
なお、直近の【iPhone 14】に関する情報は当ブログでも記事にしています。ご興味がありましたらご覧ください。