Offcial SNS

海外居住者の日本における所得税課税

【個人の税務調査動向】国税庁発表「令和3事務年度法人税等の調査実績の概要」について

「令和3事務年度法人税等の調査実績の概要」が国税庁より発表されました。今回は富裕層に対する調査実績数値をご紹介させて頂きます。

富裕層に対する調査状況

有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人、海外投資等を積極的に行っている個人に対する調査に重点がおかれました。

  • 調査件数2,227 件(前事務年度 2,158 件)実地調査(特別・ 一般)
  • 1件当たりの申告漏れ所得金額 過去最高の 3,767 万円(同 2,259 万円)
  • 申告漏れ所得金額の総額は 839 億円 (同 487 億円)
  • 1件当たりの追徴税額は過去最高の 1,067 万円(同 543 万円)
  • 追徴税額の総額は 238 億円(同 117 億円)

特に、海外投資等を行っている「富裕層」に対しての1件当たりの追徴税額は 2,953 万円(同 879 万円)と高額になっています。

企業規模やビジネスエリアを問わず、実務経験豊かな税理士が
あなたのビジネスをサポートいたします

お問い合わせはコチラ

-海外居住者の日本における所得税課税

  • この記事を書いた人
  • 記事一覧

OGIHARA Hiroko

会計事務所勤務時代に税理士試験に合格
税理士試験合格後、大手軽金属会社税務部門、財閥系大手化学会社税務部門に勤務
社内税理士として、社内税務案件の処理、申告書の作成、税務調査対応等を担当
2017年に事業会社を退職し、勤務税理士として会計事務所に勤務
2022年6月にカルネ国際税務会計事務所を設立。2022年7月より事業開始