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宇宙とつながるパワースポット?!世界遺産「天壇」とデジタルの融合『天音回響』展

天壇と聞くと、「ささやきの壁(回音壁)」と呼ばれる壁が有名だが、その仕組みはあまり知られていない。天壇は明清代の皇帝が五穀豊穣を祈念し、地を治める皇帝が天を治める天帝から天命を授かる神聖な場所で あった。

世界遺産に指定されている北京の天壇とデジタルを融合し展示が静安区の天安千樹で行われる。開催期間は2023年7月15日から10月6日まで。

回音壁の仕組みを視覚で捉える

天壇には回音壁、三音石、対話石など、音に関する不思議な現象をデジタル化。どのようにして音が伝わっていくのかを視覚でとらえることが可能となっている。

回音壁イメージ

天壇の円形構造を分解?!

天壇の壁は北が半円形、南が方形であるが、これは「天円地方(てんえんちほう」という天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観を体現している。また、天壇の主な建築も「天円地方」の考えに従い、円い壁の建築となっている。

本展では、金レンガ、白玉の柱、釉薬のかかった瓦など「皇穹宇」に使用されている建材を展示。実際に見たり触ったりすることが可能だ。

古代皇帝が「天と対話」した方法とは?

古代の皇帝たちは毎年冬至に北極星を祀る儀式を行っていた。地上で唯一、天と対話できる存在であった皇帝がどのようにして天からのメッセージを受け取ったのか?

その謎を探るべく、冬至の星空をデジタルで再現!当時の皇帝の気持ちになって、天のメッセージを受け取ろう。

さらに追加で伝統工芸ワークショップも

会場では伝統工芸ワークショプ(49元〜)も追加の料金で参加可能だ。

七宝焼と同じ工程で作るコースター、スタンプ、中国結などが用意されている。

開催期間2023年7月15日-10月6日
会館時間10:30-20:00(19:30最終入場)、月曜閉館(国定休日は開館)
場所大洋晶典·天安千树7楼
普陀区莫干山路600号
チケット早割:58元(販売期間6/30-7/15、チケット適用期間7/15-8/31)
大人:98元
大人1人・子ども1人(1.4m以下)チケット」:148元
学生・60歳以上・障がい者チケット:78元
購入方法下記QRコードをスキャン
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出典元:上海艺术展览 / 5.8折早鸟 | 天音回响:从探秘回音壁开始,解锁一个前所未见的北京天坛

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