5月13日の上海発布によりますと、今月中旬までに社会的ゼロコロナの達成を目指すと発表がありました。
注:社会的ゼロコロナとは、すべての新規感染者が隔離管理エリアで確認される場合を指します。
今月中旬までに社会的ゼロコロナの達成を目指す
上海発布の主な発表の内容は下記になります。
今月中旬までに社会的ゼロコロナ達成を目標とする。 その際、秩序ある自由化、限定的な移動、効果的なコントロール、分類管理を実施する。 緊急対応状態の封控区・管控区・防範区のクラス分けから、通常の防疫管理下における、高・中・低リスク区域のカテゴリー別管理へと段階的に変更していく。
すでに、新型コロナウイルス感染症流行の防止と抑制の成果を引き続き定着させ、秩序ある正常な生産と生活秩序を回復するための大綱を策定しており、これまでの作業・生産の再開をさらに拡大し、市や学校の秩序ある再開を推進し、市内に正常な生産と生活秩序を一日も早く回復させることを検討している。
大綱の主な内容は下記。
- 引き続き流行の防疫の成果を固め、すでに大綱を策定し、仕事・生産・学校再開・都市の正常な生活秩序を一日も早く回復させることを検討
- PCRスクリーニング検査、隔離移送、医療、環境修復など、防疫で得た成果を引き続き強固なものにしていく
- また、交通・外出については、新型コロナウイルス感染症流行状況の変化に応じて順次再開
- スーパーマーケット、コンビニエンスストア、百貨店についてはオフラインでの営業を順次再開
- 理美容・クリーニング業界もオンライン予約によるオフラインでの時間差営業を順次行う
- 高校受験や中間テストがある高2・中3の学生の就学再開を優先していく
- 医療機関は順次開業して期間限定・選択制手術の配置をさらに拡充していく( 緊急手術は常時開放)
- 行政窓口は整然と開設し、サービス時間を適切に延長していく
上海市の現行の防疫対策によると、封鎖区域は7日間新規陽性感染者がない場合は管控区に格下げ、さらに連続して3日間新たな新規陽性感染者がない場合は防範区に格下げされ、防範区はさらに自由化されるという。市民の協力により居住地域の防範区への早期格下げ期待する。
理美容業界は防範区でのオンライン予約オフラインの時間差営業
上海市理美容業協会はこのほど、「上海市理美容サービス業業務再開都市防疫管理指針」を発表し、防範区ないでの理美容、洗髪、染色などの居住生活サービス企業がオンライン予約やオフラインの時差制限サービスを提供できるようになります。
上海美发美容行业协会 【通 知】美发美容服务业复工复市疫情防控指引
外食産業はデリバリーのみの店舗営業
上海市飲食業協会では、「外食産業における防疫のためのガイドライン」を発表しました。
ガイドラインによると、現状では店舗再開は、企業のミニプログラムなどによるオンラインデリバリーの実施に限定されています。 入り口には、「场所码」や「数字哨兵」を設置する必要があります。
上海市餐饮烹饪行业协会 市商务委关于转发本市餐饮、美发美容、洗染服务业复工复市疫情防控指引的通知