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小龍茶館−Apple新情報

Appleの2022年製品予測が一気に登場!iPhone 14、M2チップMac、VRデバイス等々

2022年1月10日

Apple未発表製品の予測的中率ではほぼトップをひた走っているMark Gurman氏が、Bloomberg経由で今年2022年にリリースされる予定のApple製品に関する予測を一気に発表しています。以下に個人的な感想も交えつつまとめてみたいと思います。

Mac用「M2チップ」登場

Appleは一昨年2020年の11月のイベントで、Mac用に独自のARMベースのチップ「M1」を導入することを発表しました。このチップは非常にパワフルで、更に昨年秋にはその発展系の「M1 Pro」と「M1 Max」が発表されてMacBook Proに搭載され、Intel等別のチップメーカーがとても追いつけないレベルのパワフルさで話題となりました。ただ、1年経ってもAppleのMチップのナンバリングは変わりませんでした。

今年は更にそのM1チップがパワーアップすることが予想されていますが、Apple未発表製品の予測的中率ではほぼトップをひた走っているMark Gurman氏が、Bloomberg経由で今年は「M2チップ」が登場すると予測しています。以下がそのM2チップに関する情報のまとめとなります。

  • M2チップはM1チップを少々高速にしたものとなる。特にGPUが強化。
  • CPU総数は同じで8コア。高性能コア4つ、高エネルギー効率コアが4つ。
  • GPU9〜10コアに。現行の7〜8コアに比べて更に強力になる。
  • 初めて搭載されるのは次世代MacBook Airで、2022年後半に登場。

ということです。

ちなみにM2チップに関する予測情報が出たのは初めてのことです。CPUに関してはわずかな高速化とのことですが、GPUの強化が図られているようですね。ニューラルエンジンについては触れられていません。いずれにしても、いわゆる入門レベルのMacシリーズに搭載されるものと思われます。

約束通り、今年2022年内に全てのMacがAppleシリコンに移行?

またMark Gurman氏は更に、今年2022年6月に行われる予定のWWDCで、Macのすべての機種でAppleシリコン(Mシリーズチップ)が採用され、現行のIntelチップは排除されることが発表されると予測しています。なお今回IntelチップからAppleシリコンに移行するMacの機種として、最大40個のCPUコアと128個のグラフィックコアを備えた小型のMacPro、新しいMac miniと、そして大型のMacPro(恐らくiMacProが復活)が含まれるということです。ちなみにMark Gurman氏は今年のWWDCでMac Proに関する発表をするが、発売時期は先になると予測しています。

確かにAppleは2020年6月のWWDCで、2年以内にMacのIntelからの移行を完了すると発表していました。となると、M1チップ搭載Macシリーズが発売されたのが2022年11月なので、今年の11月が約束の期限ということになります。

もし今年Appleシリコン版Mac Proが発表されるとしたら、そこに搭載されるのはどのチップになるのでしょうか?上記の情報ではM2チップが出るとのことですが、あくまでM2チップはM1チップの次世代と考えると、やはり従来通りの入門レベルへの採用に留まるとみられ、そうなるとM1 Pro或いはM1 Maxの強化版が採用されることが予測されます。ただ、それだと現行の2021年モデルのMacBook Proとチップの型番は同じということになるので、時系列的には2023年のM2 ProやM2 Max登場まで待った方がいいのではないかと思います。とはいえAppleは2年以内にAppleシリコンに移行と言ってしまった以上、移行せざるを得ないのかもしれませんね。

私は当然Mac Proを買う予定はないですが、Apple独自チップ搭載モデルに変わることで、どんなデザインの変更がもたらされるのか、iMac Proも含めてとても楽しみです。現行のデザインもかなり尖っていますが、それを踏襲するのか、それともまた全く新しいデザインとなるのか、注目したいと思います。繰り返しますが、私は買わないですけど。。

iPhoneiPhone 14はノッチに変化、SE5G対応バージョン登場か

秋にリリース予定のiPhone 14は以前から噂されているように、細かい多数の細かい穴(パンチホール)を使ってカメラやFace IDのセンサーなどを画面内に埋め込み、ノッチのサイズを改良したものになるようです。ただ、以前の噂では来年2023年のiPhone 15で完全に全画面ディスプレイが実現するという情報もあり、今年のiPhone 14はその過渡期にあたる製品になる可能性もあります。昨年発売のiPhone 13もiPhone X〜iPhone 12までに比べてノッチが少し小さくなっていますね。

そしてもしかしたら今年前半に5Gに対応したバージョンのSEが出るかもしれません。ただ、それ以上のスペックについては語られていません。個人的にはチップやその他のスペックが気になるところですが。。

Apple Watch3種類に?

今年のApple Watchは、新しいSE、Series 8、そしてエクストリームスポーツ愛好家のための頑丈なバージョンの3つのバージョンが出るようです。特に最後のは気になりますね。私のApple Watch Series 5はだいぶ表面に細かい傷が入ってきていますので。。

それよりも、昨年のSeries 7で行われなかったメインチップ(SoC)のアップデートや、バッテリー持続時間の向上など、基本性能のアップデートをちゃんとしてほしいなと個人的には思います。

iPad Proはワイヤレス充電に対応、チップは未定

今年アップデート予定のiPad ProはiPhoneと同様MagSafeによるワイヤレス充電に対応するということです。ただチップについてはM2チップにアップデートされるのか、或いはM1チップのまま少しスペックがアップデートされるのか、はっきりしません。

新しいVRデバイス登場か

そして今年はApple社内コードネームN301とされているVRデバイス(バーチャルリアリティヘッドセット)と、それに伴いコードネームOakとされているrOSというVR/ARデバイス専用のOSがリリースされる可能性があるということです。

ただ、この製品の開発時期についてはAppleのタイムラインからは大幅に遅れていて、本来は2年前のWWDC 2020に発表予定ですが、その後WWDC 2021でも発表されず、今年のWWDC 2022で発表されるかどうかに期待が集まります。

Mark Gurman氏の予測的中率は抜群

当ブログでもさんざんご紹介しているのでご存じの方も多いと思われますが、Apple Trackによれば、Mark Gurman氏のこれまでのApple未発表製品予測的中率は87%と非常に高水準で、かなりの確率で当たっている信頼に足る情報ソースです。

上記の情報も8〜9割方は当たっている可能性が高いので、色々と楽しみですね!

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小龍茶館

小龍科技有限公司(香港)代表、中国歴15年以上のApple関連ブロガー。
中国で暮らす日本人に役立つネット・モバイル関連情報をお届けしつつ、iPhoneのSIMロック解除や脱獄方法など、中国で使用するのに便利な裏技も紹介しています。これまで経験した仕事は音楽マネジメント、飲食店経営、貿易、製造業など。
NPO法人日中児童の友好交流後援会理事。