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小龍茶館−Apple最新動向など

M2チップ搭載MacBook AirとMacBook Pro 13インチ、どっちが買い?

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日本時間6月7日に行われた、WWDC 22の基調講演(キーノート)で、Apple独自のMac(及びiPad Pro)用ARM系プロセッサである新しい【M2チップ】と、そのM2チップを搭載した新しいMacBook AirとMacBook Pro 13インチモデルが発表されました。そして昨日2022年6月17日より、後者のMacBook Pro 13インチモデルが先行して販売予約受付が開始されました。

どちらも最新のM2チップを搭載していますが、WWDC 22 基調講演ではMacBook Airが殊更に採り上げられ、MacBook Pro 13インチについてはさらっと紹介されたに留まりました。久々に新要素が盛り込まれたMacBook Airの方が注目されるのは当然ですが、本当に買いなのはどちらでしょうか?

M2チップ搭載MacBook Air

明らかに主役はMacBook Airでした。その理由は、やはりデザインと機能の向上にあります。

初代からの伝統のMacBook Airデザインがとうとう変更に

今年のM2搭載MacBook Airでは、外観デザインが新しくなりました。これまでのMacBook Airは横から見るとくさび形になっていて、14年前の2008年に発売された初代MacBook Airから、昨年リリースされた現行最新のM1チップ搭載Mac Book Airまで、ずっとその伝統が守られてきました。しかし今年の新型MacBook Airモデルはその伝統が破られ、MacBook ProやiMacと同様、フラットなデザインとなっています。

フラットになった分デザインは全体的にもっさりしたものの、実はその薄さはかの12インチMacBookよりも薄い1.13cmという驚異的なもので、技術の進化を感じさせるものです。色のデザインも、スペースグレイ、シルバー、スターライト、ミッドナイトと従来に比べて落ち着いた感じの色展開になっています。入門機なのでもっとカラフルな方がいいという意見もありますが、ノートブック型コンピュータはやはりスタンダードな色遣いが売れるというマーケティング結果のもと決定されたのではないかと思われます。私は個人的には落ち着いた色の方が好きですね。ミッドナイトなんかとてもいいですよね。

ということで、デザインで選ぶのであればMacBook Air一択といえるかもしれません。更にその1.24kgという軽さも、持ち歩く人にとっては十分魅力的です。

接続性の向上

他にも、M2搭載MacBook Pro 13インチよりもよい点は、接続性です。2つのThunderbolt 3互換USB-Cが搭載されているのは同じですが、そこに更に急速充電用のMagSafeコネクタが復活したのが非常に大きいですね。

ディスプレイ前世代よりも明るく。ただしノッチ付

今年のM2搭載MacBook AirがMacBook Proに劣る点は、ディスプレイにおいてMini-LEDおよびProMotionテクノロジーがないということですが、これは必要のない人にはあまり重要ではありません。今回のM2搭載MacBook Airでは、25%明るい(最大500ニト)13.6インチの大型LCDが搭載されているので、これまでよりも更に画面が鮮明に感じるでしょう。更にディスプレイのベゼルが殆どなくなって端から端まで表示されるようになりました。ただ人によっては内蔵の1,080pの前面カメラのためのノッチが気になる人はいるでしょうね(個人的にも好みではありませんし、前面カメラにそんな高性能なものが必要でない人にとっては邪魔なだけです。Face IDもないのに。。)。とはいえ、Appleユーザであれば既に4年前のiPhone Xの時代からノッチには慣れているといえば慣れていますよね。

値段はMacBook Pro 13インチより少し安い程度、発売日も7月以降に

新しいM2搭載MacBookAirの価格は、最もベーシックな仕様の8コアGPU、8 GBのRAM、および256GBのストレージを備えたモデルで1,199ドルからです。ユーザーは、10コアのGPUと最大24GBのRAMと2TBのストレージでカスタマイズできます。

ただし、MacBook Airの販売開始は7月にずれ込む予定です。MacBook Pro 13インチは昨日夜9時から受付開始されているので、今すぐ買いたい方はMacBook Pro 13インチ一択ということになりますね。

M2チップ搭載MacBook Pro 13インチ

デザインの変更なし、どころか。。

今回のM2チップ搭載MacBook Pro 13インチは、外観的には従来のMacBook Pro 13インチモデルと全く変更がないばかりか、これまで非常に評判が悪く、14インチや16インチMacBook Proでは廃止となったTouch Barが、そのまま残されることになりました。これは大きなマイナスです。

また、M2チップ搭載MacBook Pro 13インチは、M2チップ搭載MacBook Airに比べ分厚く重いのも当然デメリットとなります。

接続性はMacBook Airに劣る

M2チップ搭載MacBook Pro 13インチモデルは、2つのThunderbolt 3互換USB-Cが搭載されていますが、MagSafeが搭載されていないため、貴重なポートの内の1つは電源に取られてしまうことになります。もちろん、USBハブをつければ別ですが、デフォルトでは拡張性は低くなりますね。

ディスプレイはノッチがないMacBook Pro 13インチの勝ち?

M2チップ搭載MacBook Pro 13インチのディスプレイは、MacBook Airと同様、以前よりも明るさが改善された13インチのLCDパネル(最大500ニトの明るさ)を搭載しています。またベゼルも従来と同様ですし、いわゆるノッチと言われる切り欠きもありません。これは従来のMac Bookが好きな人にとってはやはり安心感があるのではないでしょうか。

ただし、前面カメラはMacBook Airに劣り、720pのカメラとなっています。前面カメラ性能を重視する人にとっては、マイナスポイントですね。

冷却ファンの存在、性能がスポイルされていないM2チップ

MacBook Pro 13インチを選択する最大のメリットは、恐らく冷却ファンの存在でしょう。これによって、リソースを多く消費するプログラム(アプリ)を稼働させつつ、パフォーマンスを保つことができます。それに対して、MacBook Airはファンがないため、重いプログラムを動かすと全体の動きが遅くなるシチュエーションがMacBook Proに比べて多くなるのは自明です。

また、昔からAppleだけではなく他のメーカーでもやっていることですが、メインチップのチップメーカーは製造段階で歩留まりがあり、性能が100%発揮できるウェハーとそうでないものが出てきます。そのうち、最も性能が発揮できるものをフラッグシップモデルに採用し、少し性能の劣るものを下のモデルに採用します。ということで、同じM2チップといえども、MacBook Pro 13インチに搭載されている方が性能がよく、ファンのついていないMacBook Airに搭載されているM2チップの方は性能がスポイルされている可能性が高いのです。ただ、今回のMacBook Pro 13インチはMacBook Proの中ではフラッグシップではなく、更にTouch Barがそのまま残されるなどAppleにしては雑なアップデートだなという印象なので、プロセッサそのものに差をつけているかどうかは未知数です。いずれ、GeekBench等に正確な数字が出てくるとわかると思います。

ただ、冷却ファンをブンブン回すほどM2チップの性能を最大に利用したい方は、やはりMacBook Pro 13インチ一択となるでしょう。

値段はMacBook Pro 13インチよりも高い・・・発売日も7月以降に

新しいMacBookProの価格は、10コアGPU、8 GBのRAM、および256GBのストレージで1,299ドルからとなっています。ユーザーは、2TBのストレージを備えた最大24GBのRAMでカスタマイズできます。米国版ではMacBook Airに比べて100ドル高くなっていますね。

ただし、日本版と中国版は、全部盛り(24GBメモリ、2TBストレージ)にすると、なぜかMacBook Pro 13インチの方が安くなるという逆転現象が起こります(米国版は同じ価格です)。このブログをご覧になっている方が気になると思われる各国の価格比較詳細は以下の通りです。

中国の価格の高さが際立っていますね。。中国で製造しているのに、増値税(=VAT、付加価値税)がかなり影響しています。円安が進んで、米国よりも割高感のある日本版に比べても圧倒的に高いですよね。しかしM2 MacBook Pro 13インチの全部盛りの価格が、M2 MacBook Airの全部盛りの価格よりも約8000円安く、この価格差は一体何だ?という感じがします。。

ただもし中国で買う時に全部盛りにするのであれば、コスパで考えればM2 MacBook Pro 13インチがよいのかもしれませんね。

結論:目的によって異なるが。。比較的安いM1モデルも検討?

というわけで、外観・性能・接続性・コスパによって、MacBook AirかMacBook Pro 13インチのどちらを選ぶかが変わってくると思われます。

M2チップ自体のアップデートは、表面的にはすごいように見えます。M1よりも最大1.4倍高速(といっても、GPUの性能アップに重きが置かれていて、CPU自体は15%程度の性能アップに留まっています)、そして最大20時間の稼働。特筆すべきはメモリの帯域幅がM1チップの倍の100GB/sとなっていること、またユニファイドメモリの最大が24GBになっていることで、M1チップよりもメモリの処理は速くなっていそうです。全体性能としては、Intel時代に比べたら6倍も速くなっているということです。ほぼ最後のIntelチップのMacBook Pro 13インチを使用している私としてはとても気になります。

とはいえ、やはりM2チップのアップデートは、M1チップ登場の時ほどのインパクトがないことは否めません。あくまで、アップデートです。また、M2チップの製造プロセスもM1チップから進化しているとはいえ、幅は同様の5nmです。3nmモデルが来年か再来年には登場するとみられていますので、そこで性能の飛躍的な向上が望めるため、そこまで待つという考え方もあります。それがM2 Pro/M2 Max/M2 Ultraなのか(MacBook Pro 14/16インチモデルか、iMac Studio)、M3まで待たなくてはならないのかはわかりませんが。。ただ、MacBook AirやMacBook Pro 13インチを選択する人は、そこまですさまじい性能を求めているとも思えませんので、M1チップでも十分かもしれません。

ということで、どうしても買い替えが必要な方で、M1チップの性能でも十分だという方は、今回MacBook Airに関しては残っているM1チップモデルを選択するのも手かもしれません。M1チップモデルなら在庫もありますので、7月以降まで待たなくて済みますしね。

個人的にはMacBook Airに惹かれていますが、現在所有しているIntel時代のMacBook Pro 13インチ(Intel Core i7、2018 Ultimateモデル)と16インチ(Intel Core i9、2019 Ultimateモデル)でまだ殆ど不満を感じていないのと、bootcampでWindowsが使えなくなるのが面倒なので、M1(今回のM2含む)チップへの移行を躊躇っているところもあります。。

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小龍茶館

小龍科技有限公司(香港)代表、中国歴15年以上のApple関連ブロガー。
中国で暮らす日本人に役立つネット・モバイル関連情報をお届けしつつ、iPhoneのSIMロック解除や脱獄方法など、中国で使用するのに便利な裏技も紹介しています。これまで経験した仕事は音楽マネジメント、飲食店経営、貿易、製造業など。
NPO法人日中児童の友好交流後援会理事。

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