
皆様ご存知の夢の国ディズニーランド(上海)でPCR検査が実施された。
これは浙江省杭州市で発見された感染者がディズニーランドを訪れていたことが原因である。
31日午後に急遽園内が封鎖され、花火が打ち上がる中で従業員を含めた観光客全員が検査を受けた。
30日、31日の来場者は約10万ほどで全てが追跡対象となり検査がおこなわれている。最初2回のPCR検査で陰性が証明されるまで対象者は原則外出禁止、2回のPCR検査が陰性でも合計4回の検査で陰性が証明されるまでは自主隔離が続く、ということらしい。現在でも中国のゼロコロナ政策は徹底されている。
10月以降は内モンゴル自治区の団体旅行に感染者が発見されたり、各地域でもまた
ちらほらと感染者が増えている。また北京や山東省では省を越えて移動するような
旅行が禁止されるまでに至った。
北京オリンピックを控え、生活の中でも最近の健康コードチェックは少し厳しくなってきたので国内であっても長距離移動には注意が必要である。
ちなみに、筆者の親戚もつい最近隔離が終了した。
その親戚は国慶節に上海へ遊びに来ており10月5日に飛行機で地元に帰宅した。
運悪く、その飛行機の乗客から感染者が見つかったのだ。
夜の便だったことも幸いし、到着日はどこにも行かずそのまま自宅へ帰宅した。翌日にはすぐ電話があり隔離対象になっているということが告げられたそうだ。不幸中の幸いだが父親一人だけが接触者となっていたので父親ももちろん隔離対象へ、そしてタイミング悪くその父親と会っていた友達の合計3名が隔離対象となった。
その親戚の子は13歳だが1人部屋での隔離生活を14日、また自宅での隔離を7日終え、ようやく学校へいけるようになったそうだ。ちなみに学校ではフルネームこそ出されなかった様だが隔離された生徒がいたことは発表されたそうでもちろん友達にもバレていたそうだw
中国の隔離政策では最悪の場合はこの様に雪だるま式に隔離対象者が増えていってしまう場合がある。今回のことで筆者自身も飛行機や新幹線の移動後にはやはり注意が必要だなと再認識した。
最近日本では感染者が激減している様で少し安心していたがまだまだ感染の危険性が無くなったわけではないのでもうひと頑張り気を引き締めたい。
ちなみに、10月29日の記事にて「中国のハロウィン」を紹介した記者は29日当日の夜にディズニーに行ったそうだ。今回の隔離対象者は30日、31日にディズニーランドへ行った人、ということで幸運にも隔離生活を逃れた様である。
皆様ご心配なくw

ライター:Taro Nozawa
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