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中国も3月13日よりマスク着用緩和へ〜実際のマスク事情をレポート~

日本では3月13日以降マスクの着用を個人の選択とした。

おそらく日本はもともと冬場やインフルエンザ流行時のマスク着用が習慣化されていたのでいきなりは着用者が減らないが夏に向かい、ゆるゆると着用者が減ってくることが予想される。

ここ中国でも同じく13日、中国教育部や国家衛生健康委員会、中国疾病予防管理局が共同で「高等学校、小中学校、託児施設・幼稚園の教師や生徒、児童に対しマスク着用を要求しない」ことを明確にした。
(※例外はあり、食堂スタッフや送迎運転手等の一部業務に従事している人は着用が継続される。)
香港でも3月1日よりマスク着用義務を廃止等、様々な場所で緩和が進んでいる。

街中や商業施設はどうか

まず、筆者も毎日乗車している上海の地下鉄ではほとんど(99%くらい・・)の方はマスク着用を継続している。ちなみに中国全土でインフルエンザ感染者が増え続けていることも原因であろう。

しかし、以前はマスクから鼻が出てるだけでも駅のスタッフからすぐに注意されていたが現在はマスク無しでも特に何も注意されることはなくなっている。もちろんマスク着用無しで改札を通ってもスルーである。

商業施設に関しても昨年末段階の頃のコロナ拡大期は閑散としていたが、現在ではマスク無しの方もちらほらと見かけるぐらいで、どこでも人が溢れている様子である。

ちなみに筆者は今月日本から中国へ戻ってきたが、空港でもマスクを着用していない人がちらほらいるのでここも緩和が進んでいる様である。

中国のネットでもやはり今後のマスク着用に関する質問や、Q&A等も多く見かけるので現在は日本と同様、みんな手探りでどうしようかと思案している様な感じである。中国は日本と異なり元々のマスク着用文化が無かったので、一気にマスク着用が減るかなと思っていたが、今の所はほぼほぼ継続している状況であり、実に意外であった。

まあ注意されないのであれば、という事で筆者は地下鉄でもマスクを外しており、日々の生活では着用をする機会はゼロになったが個人的にはとても清々しい!

インフルエンザも怖いが夏に向けて感染が下火になることを期待し、徐々にコロナ前の日常が戻ることを祈っている。

 

ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
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