国務院の新たな10の防疫対策の発表を受け、上海市も防疫対策の調整を発表しました。発表の内容は下記になります。
①濃厚接触者の隔離について
- 在宅隔離の要件を満たす濃厚接触者は、「5日集中隔離医学観察+3日在宅隔離医学観察」から「5日在宅隔離医学観察」へ変更。集中隔離の選択も可能。
- 現在集中隔離中の濃厚接触者は、在宅隔離の要件を満たす場合、クローズドループ(バブル)方式にて帰宅し、在宅隔離医学観察を行うことが可能。
- 上海市にて、在宅医学観察の要件を満たさない場合、集中隔離医学観察を行う。
②上海到着後の防疫対策について
- 随申办アプリによる「来沪返沪人员服务」の事前登録と、上海到着後に居住地の委員会や会社(またはホテル)への報告を廃止する。
- 上海到着後の 「落地检(到着後検査)」「三天三检(3日3回検査)」「到着後5日目のPCR検査1回」を廃止。「落地检」「三天三检」を行わなくても、健康コードは黄色に変更されない。
- 上海到着後5日未満のものについて、健康コード、場所コードなどに「来沪返沪不满5天(上海到着5日未満)」の表示を廃止。公共の場への出入りを制限しない。
以上の調整は2022年12月8日0時より実施することとし、国の政策や新型コロナ感染症流行状況に応じ、関連する防疫対策の最適化・調整を行うものとする。
出典元:上海发布 我市进一步优化调整相关疫情防控措施